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【2026年最新】ESTA申請方法と取得手順を
徹底解説 必須書類と注意点も紹介

ESTAとは?

ESTAとは、90日以内の観光または商用目的でアメリカを訪れる際に必要な電子渡航認証システムです。これはビザ免除プログラム(Visa Waiver Program:VWP)の一環として導入されており、日本を含むVWP参加国の市民はビザを取得することなくESTAを利用して渡航できます。なお、アメリカ国内で乗り継ぎ(トランジット)する場合も取得が必須となるため、必ず事前に申請を行ってください。
ESTAを利用するには、「観光または商用での渡航」であることに加え、「VWP参加国の市民であり、有効なパスポートを所持している」などの条件を満たす必要があります。審査には一定の時間を要するため、CBP(アメリカ合衆国税関・国境警備局)は遅くとも出発の72時間前までに申請することを推奨しています。
また、ESTAの有効期限は取得日から2年間ですが、パスポートの有効期限が2年未満の場合はその有効期限と同日にESTAも失効となります。アメリカへの渡航が決まったら、同行者のパスポートも確認し、有効期限が半年未満の場合は更新後にESTA申請を行いましょう。

ESTA申請に必要な情報・書類

ESTA申請はオンラインで完結しますが、事前に必要な情報や書類を準備しておくことで、入力が正確かつスムーズに行えます。特に、パスポート情報の入力ミスは、ESTAが無効となる原因になるため十分な注意が必要です。以下では、ESTA申請時に必要となる情報や書類について詳しく解説します。

パスポート(有効期限内・ICチップ付き)

ESTA申請時には、ICチップ付きで有効期限内のパスポートが必須です。申請フォームには、パスポート番号や発行国、発行日、有効期限、氏名、生年月日といったパスポート情報を正確に入力する必要があります。これらの情報は、パスポートに記載されている内容と完全に一致していることが重要なため、申請時は必ず手元にパスポートを準備しておきましょう。
なお、ESATの有効期限が残っている場合でも、パスポートを更新・再発行した場合はESTAを再申請する必要があります。パスポート番号が変更されると、ESATは自動的に失効するため注意が必要です。また、未成年者のESTA申請を保護者が行う場合でも、申請には本人(未成年者)のパスポート情報を入力してください。

クレジットカード(またはデビッドカード)

ESTA申請には手数料の支払いが必要です。申請料金は40.27ドルで、クレジットカードまたはデビットカードによる決済が可能です。対応しているカードブランドは、Visa、Master Card、JCB、American Express、Diners Clubとなります。
料金の支払いは、申請プロセスの最終段階で行われます。カード名義は申請者本人である必要はなく、家族や友人名義のカードも使用可能です。ただし、決済が完了しない限り申請は正式に受理されないため、カードの有効期限や利用限度額を事前に確認しておくことをおすすめします。

有効なメールアドレス

ESTA申請時には、有効なメールアドレスの登録が必要です。申請番号や審査結果、承認通知などの重要な情報は、すべて登録したメールアドレス宛に送信されます。また、申請状況の確認やESTAの再申請時にも必要となるため、登録メールアドレスは大切に保管しておきましょう。
メールアドレスは、日常的に使用している信頼性の高いアドレスの利用をおすすめします。迷惑メール対策を行っている場合は、アメリカ政府のドメインからのメールを受信できるように設定しておくと安心です。なお、フリーメールアドレスも使用可能ですが、メールが迷惑メールフォルダに振り分けられることがあります。メールが届かない場合は、迷惑メールフォルダも忘れずに確認してください。

ESTAの申請タイミングと有効期限

申請のタイミング

ESTAは渡航直前でも申請可能ですが、審査には一定の時間がかかるため、余裕を持って手続きすると安心です。米国政府は、出発の72時間前までに申請することを強く推奨しています。多くの場合、申請後数時間以内に承認されますが、入力情報に不備があった場合や、追加審査が必要と判断された場合には、承認までに時間を要する可能性があります。また、ESTAが不許可となった場合は、代替手段としてビザの申請が必要となるため、時間的な余裕を持って準備することが重要です。なお、ESTA申請は滞在先や宿泊先が未定でも手続きを行うことができます。

有効期限

一度承認されたESTAの有効期限は、「2年間」または「パスポートの有効期限が切れるまで」のいずれか早い方となります。有効期限内でも、パスポートの期限が切れた時点でESTAも失効となるためご注意ください。パスポートの有効期限が近付いている場合は、渡航前に余裕を持って更新の手続きを行うことをおすすめします。
なお、ESTAの有効期限内であれば、何度でもアメリカへの渡航が可能です。ただし、パスポートを更新した場合や、氏名、性別、国籍などの基本情報に変更があった場合は、新たにESTAを申請する必要があります。

ESTAの申請方法・手順

ESTAは、申請フォームの案内に従って入力を進める必要があります。申請時は入力間違いがないよう、正確に情報を入力することが重要です。以下では、ESTA申請の手順について詳しく解説します。

1. ESTA公式サイトへアクセス

米国国土安全保障省(DHS)が運営する公式ウェブサイトにアクセスし、画面右上の言語選択欄から「日本語」を選択してください。ただし、パスポート情報や渡航情報などの入力は英語(ローマ字)で行う必要があるため、パスポートを手元に用意してから進めましょう。
TOPページの「新しいアプリケーションを作成する」をクリックし、「個人による申請」を選択します。その後、免責事項を確認し内容に問題がなければ同意して、次のステップへ進んでください。

2. パスポート情報の入力

次に、申請者情報を入力します。ここでは、パスポートに記載されている情報をそのまま入力することが重要です。情報はすべて英語(ローマ字)で入力する必要があるため、ご注意ください。入力項目には、姓名、性別、生年月日、国籍、パスポート番号、発行国、パスポート発行日・有効期限などが含まれます。
入力方法は手入力のほかに、パスポートの顔写真ページをアップロードして自動読み取りを行う方法もあります。PC、スマートフォン、またはタブレットで該当ページを撮影し、画像データをアップロードしてください。アップロード完了後、自動的にパスポート情報が反映されます。ただし、自動入力された内容が必ずしも正確とは限らないため、読み取り後は必ずパスポートと照合し、必要に応じて修正しましょう。

続いて、申請者の現住所、電話番号、有効なメールアドレスなど個人情報を入力します。出生した市区町村名が空欄の場合はご自身で入力してください。不明な場合は「UNKNOWN」と記入しましょう。申請情報の入力が完了したら、市民権や国籍に関する質問に「はい」または「いいえ」で回答してください。
最後に、入力内容とメールアドレスに間違いがないかを再確認し、登録済みのメールアドレスに届いた4桁の「確認コード」を入力します。確認コード入力後に以下のメールが届きますので、申請番号を確認して必ず保存しておきましょう。

Thank you for applying for ESTA. Your application number is 〇〇〇〇××××△△△△. You will need this number to retrieve your application. You can check the status of your ESTA at https://esta.cbp.dhs.gov.
訳:ESTAを申請していただきありがとうございます。あなたの申請番号は〇〇〇〇××××△△△△となります。この番号はあなたの申請を検索するために必要です。申請のステータスは https://esta.cbp.dhs.govをクリックしてご確認ください。

3. 個人情報・勤務先情報の入力

続いて、申請者の個人情報(住所、電話番号、両親の氏名、勤務先情報など)を入力します。住所は、都道府県、市区町村、番地を入力する必要があります。ただし、日本の住所表記とは順序が逆になるため注意が必要です。アパート名やマンション名は必須項目ではありませんが、入力する場合は正確に記載してください。
電話番号は、プルダウンから「自宅」または「携帯電話」を選択し、その後にハイフンを除いた数字のみを入力します。ソーシャルメディアに関する項目は任意入力ですので、空白のままで問題ありません。
次に、両親の氏名をローマ字で入力してください。続いて、勤務先情報に関する「勤務経験がありますか?」の質問に対して、「はい」または「いいえ」のいずれかを選択します。「はい」を選択した方は、会社名、会社住所、連絡先を入力することで、勤務先情報の登録は完了です。

4. 米国内での滞在先情報の入力

ここでは、アメリカへの渡航に関する具体的な情報(米国内での滞在先や連絡先など)を登録します。まず、渡航目的に関する質問「米国への渡航目的は、他国へ乗り継ぐためですか?」に回答し、「いいえ」を選択した方は米国内の連絡先欄に宿泊先情報を入力してください。氏名の項目にはホテル名、都道府県の項目は都市名または州名を入力します。滞在先が未定であってもESTAの申請は可能です、その場合は「UNKNOWN」と記載してください。
続いて、「米国滞在中の住所」は、米国内の連絡先と所在地が同一かどうかを確認するものです。同一の場合は、「はい」を選択してください。なお、渡航情報の欄には自動で米国内の連絡先の内容が入力されるため、事前にホテルの住所などを確認しておくと安心です。

5. 適格性に関する質問への回答

ESTA申請における適格性に関する質問は、特に重要な項目です。質問内容は、過去の犯罪歴、ビザの却下や入国拒否の経験、感染症の有無など、全部で9項目あります。いずれか1つでも「はい」に該当する場合、ESTAによる渡航認証が許可されない可能性があるため注意が必要です。また、虚偽の申告を行った場合には、ESTAが無効になるだけでなく、今後のアメリカ入国に支障をきたす可能性もあるため正確に回答しましょう。
すべての回答に不備がなければ、権利放棄に関する2つの確認項目にチェックを入れ、次に進んでください。なお、2つ目の項目については、自身の申請のみ行う場合はチェック不要です。

6. 申請料 $40.27 を支払う

すべての情報を入力し、申請内容を確認した後は決済画面へ進みます。申請費用は40.27ドルです。支払い方法は、クレジットカード、デビッドカード、またはオンライン決済サービス“Paypal(ペイパル)”から選択できます。なお、申請者本人のカードである必要はなく、家族や友人のカードを使用しても問題ありません。決済に必要な情報を入力後、「続行」をクリックし、「支払い手続きが実行されました」と表示されたら決済は完了です。
申請費用の支払いには、申請日を含めて1週間以内の猶予期間があります。支払いを後回しにする場合は、再度公式ウェブサイトにアクセスして決済画面に進み、期日までに支払いを完了させてください。期日を過ぎると申請内容は破棄されるため、できるだけ早めの決済をおすすめします。
決済が完了すると、申請番号が表示されます。この番号は、後に申請状況を確認する際などに必要となるため、メモを取るかスクリーンショットで保存しておきましょう。

7. 審査結果が出るのを待つ

申請完了後、CBP(米国税関・国境警備局)によって審査が行われます。ESTAの審査には一定の時間を要するため、最長で72時間を目安にお待ちください。審査結果には、以下の3つのステータスがあります。

  • 認証許可

  • 保留中

  • 渡航認証拒否

「審査保留中」と表示された場合は、現在審査が進行中であることを意味しますので、時間をおいて再度ご確認ください。申請状況に変化があった際には、次のようなメールが届きます。公式ウェブサイトにアクセスしステータスを確認しましょう。審査状況に応じてステータスは更新されますが、申請内容に不備があった際は再申請が必要となる場合があります。

There has been an update to your ESTA Travel Authorization Status submitted on March 06, 2025.
Please visit https://esta.cbp.dhs.gov/esta to check your application.
訳:2025年3月6日に提出されたESTAの渡航認証ステータスに更新がありました。
https://esta.cbp.dhs.gov/esta にてご確認ください。

ESTA審査結果の確認方法

ESTA申請の審査結果は、申請時に登録したメールアドレスに届く通知を確認する方法が一般的です。ただし、メールが届かない場合やすぐに結果を確認したい場合は、ESTA公式ウェブサイトからも確認することができます。公式ウェブサイト上の「ESTAのステータス確認」をクリックし、「個人による申請のステータス確認」を選択してください。申請番号、パスポート番号、生年月日などを入力することで、現在の申請状況を確認できます。
ESTA申請が承認された場合、画面上には「認証は承認されました」というメッセージとともに、ESTA番号、有効期限、パスポート情報などが表示されます。なお、申請番号が不明な場合でも、国籍、パスポート発行日、有効期限を入力することで検索が可能です。ESTAの審査には最長72時間かかるため、申請日の翌日以降を目安に結果をご確認ください。

ESTA申請時の注意点

ESTA 申請をスムーズに進めるためには、いくつかの注意点があります。事前に理解しておくことで、申請ミスや却下のリスクを最小限に抑えることが可能です。

1. ESTA申請では、入力内容の正確性が非常に重要です。特にパスポート情報は、一文字でも間違えると申請が承認されない、または入国時にトラブルとなる可能性があります。氏名、パスポート番号、生年月日、有効期限などの情報は、承認後に修正できません。そのため、慎重に入力し、送信前に複数回見直すことをおすすめします。

 

2. ESTAの申請は、出発の72時間前までに行うことが推奨されています。ただし、「渡航認証拒否」と通知された場合は、アメリカ大使館・領事館でビザの取得が必要となりますので、渡航が決まり次第できるだけ早めに申請しましょう。また、不法滞在(オーバーステイ)の履歴がある方、逮捕歴がある方、過去に入国や渡航認証を拒否された方は、ESTAの申請対象外となるためご注意ください。

3. 家族で申請する場合は、年齢にかかわらずすべての方(子どもを含む)が個別にESTAを申請する必要があります。この際、グループ申請機能を使用することで、複数人分の申請を一括で進められるため便利です。なお、未成年者(18歳未満の方)が単独、または片親同伴で渡米する場合は渡航同意書の提出が求められることがあります。渡航同意書はすべて英語で記入する必要があり、離婚や死別などで法的親権者がいない場合は、戸籍謄本、出生証明書、死亡診断書(いずれも英語)の提出も必要です。

4. ESTAの有効期限は2年間ですが、パスポートの有効期限が2年未満の場合はパスポートの有効期限を以て失効します。そのため、アメリカへの渡航が決まった時点で、パスポートの有効期限を確認しておくと安心です。また、パスポートを更新した場合は、新しいパスポート番号で改めてESTAを申請する必要があります。

ESTA申請は時間に余裕を持って行いましょう

ESTA申請は、アメリカ渡航に欠かせない重要な手続きです。オンラインで簡単に申請できますが、入力ミスや申請の遅れによって、アメリカへの入国ができなくなるリスクもあります。本記事で紹介した申請手順や注意点を参考に、余裕を持って正確に申請を行いましょう。また、ESTA申請に関して不明な点がある場合や、申請が却下された場合は、米国大使館または領事館へご相談ください。効率的かつ安全にアメリカへ渡航するためには、事前準備が大切です。ぜひ早めにESTA申請を行い、安心して渡航の準備を進めましょう。

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